最後の将軍
時代劇専門チャンネルにて連日楽しんでいた大河ドラマ「徳川慶喜」、
本日最終回でございました。泣。
本放送は1998年で、私はこれが初めてリアルタイムで見た大河ドラマでした。
その前年から坂本龍馬がマイブームだったので、それはそれは楽しみにしていたのですが、
幕府の側から描いた小難しい内容で、期待に反してちっとも面白くなく、ほとんど何も覚えていない状態…。
今回見直して、やっぱり小難しくてハードル高かったなぁというのが正直な感想ですが、
逆に真面目で実直な脚本や演出に好感を持てたのは確かです。
著作権がクリアできずに本編前のアバンタイトルがカットされているため、
前回のおさらいや時代背景の詳細が説明されないのよね。
いくら毎日見ていてもなかなかキビシイものがありました。
国を揺り動かす大事に至って江戸幕府と京の朝廷での二重権力状態になっていたし、
そもそも開国だ尊皇攘夷だといってもいろいろな考え方や派閥があるわけで、
そこへきて日々情勢が変わったり誰それが寝返りしたりして、今どうなっているのか把握しずらい。
幕府内部では老中たちが集まって「どないしよ〜」と会議ばかりをしていて、そもそもほとんどがそんな場面ばかり。
かなり突っ込んだ内容まで描いていたと思うので、マニアックなファンにはたまらないでしょうニャ。
私はもうついていけないとわかり、途中から状況把握はあきらめましたが、
その分、外野で新門辰五郎たちとの交流や家来の純愛といったサイドストーリーで楽しませてくれました。
モックン演じるケーキさんはつかみどころがなく終始本心が見えにくかったのですが、
冷静に大局を見ながら日本の行く末を案じながらも
歴史の中で損な役回りを演じるしかなかった無念さがところどころで感じられたし、
水戸に戻って母親に朝敵になってしまったことを詫びて号泣するシーンはすばらしかった。
完走すると親しみもわいてくるからね、最後は「おのれ薩長めぇぇ」と唸る私がいましたよ。
乳母の岸田今日子、家臣の佐藤慶、辰五郎の妻の大原麗子、お騒がせ浪人の藤岡琢也。
愛すべきキャラを演じた方はもはや鬼籍に。
確かに地味な大河ではありましたが、こういう作品もあっていいと思います。
ゲルマニウムローラー!
クレジットカードのポイント貯めて交換したギフトカードで買ってしまいました。
犬好きのための映画
レディースデーを狙って、「犬とあなたの物語」を観てきました。
犬にまつわるショートストーリーが集まったオムニバス作品。
いずれも犬好きには思い当たる&うなずける部分がとても多いであろう内容で、
松嶋菜々子&大森南朋が夫婦を演じるヤツと、子役の女の子が出てくる2本が
ペットロスをベースにした“泣ける”話でしたが、
それ以外の細かいものはすべてお気軽に観られるコメディでした。
正直、テレビ番組で十分かも。
うっちーが刑事役で出演したのは、愛犬の誘拐事件を捜査する一編。
出演をOKした理由も、たぶん彼が“犬好きだったから”だと思いますwが、
ストーリーはともかくちょっと屈折した面白い役だったので、短い時間だけど印象的でした。
犬の飼い方やしつけ方については私自身が少々仕事で関わっているもので、
「その飼い方は逃げられても仕方ないやろ…」とか、飼い主に問題を感じるシーンもありましたが、
飼い主に寄り添ってくれるペットの存在は、家族同然(またはそれ以上)のもの。
我が家の黒猫さまにも長生きしてもらわなくちゃ。
機能不全中
完全な無味無臭の世界に住んで5日目になります。
昨年秋からコホコホ咳していたのに、そのうち治るだろうと放置。
わこさまの風邪治療を優先していましたが、
今月中旬に夫が強烈な風邪を持って帰ってきたとたん、急に咳のタイプが変わり、
次第に臭い(&匂い)と味を感じなくなり、ついに完全な機能不全になりました。
仕方なく耳鼻咽喉科(大混雑中!)で診てもらうと、蓄膿症になりかけてるらしく…。
こじらせて面倒なことになってしまい大いに反省してますが、ったく不便でたまらない。
さらに、心が安らがないw。
味覚とか嗅覚って直接脳に刺激を与えてくれそうな機能なのに、
それが利かないということは幸せが半減したような気分です。
舌の表面に味の輪郭らしきものを薄っすら感じますが、何食べても美味しくないわけで、
試しにあまった素麺ゆでてチューブのわさびをスプーン一杯入れてみました。
平気でしたw。
「ためしてガッテン」を観てさっそく深蒸し茶を買ってきましたが、
当分味わえそうにないっす。
合わせて急須も新調したのに。
ドライバーライセンス
運転免許の更新に行ってきました。
取得してからもう20数年になりますが、筋金入りのペーパードライバー。
それゆえに毎回ゴールド免許をいただくのは本当に申し訳ない。
実家の親にはもう返上したらどうかなんて言われるのですが、
いつかは親や子のために運転しなきゃいけないときが来るかもしれないと真剣に思っているし、
身分証明書としても活躍してくれるので、手放すわけにはいきません。
今回新しくなった免許証には本籍の欄がまるごとありません。
個人情報の保護ってやつらしくて、そのために4桁の暗証番号を2つも登録しなければならないのはちとめんどうやね。
そして裏面には脳死の際のドナーの意思表示欄が設けてあります。
常々、使えるものは使ってもらっていいと思ってはいるものの、
ここにマル付けて署名することは、なかなか勇気がいりますニャ。
えべっさんで残り福
毎年恒例、西宮神社の十日戎。
今年は本日最終日の残り福に行ってきました。
家族みんなで元気が一番、お願いなんてそれだけで十分と思っていても、
実際にお賽銭あげて手を合わせるとあれもこれもと強欲が…w。
すんませんねぇ、でもちょこっとヨロシク。
大河ドラマ「江」が始まりました。
ひょー、鈴木ほなみって綺麗だけど、隠しきれないシワが…。
そこばっかりに気が行ってしまいましたが、1年間龍馬伝を見慣れた目には
オーソドックスな画面に戻ったなという印象ですねぇ。
逆にいえば “こぎれいな作りモン”というか。
産声が城外に響き渡ったり、ところどころ滑稽な感じがしたし、
見たい役者もあんまりいないし(モトヤは妙によかったw)。
北村ユキヤとゲゲゲの登場まではがんばろうかな。
それより「坂の上の雲」、まだ第1話しか録画を見られていないのが問題なのぢゃが。
謹賀新年
あけましておめでとうございます。ワオ!
年末にわこさまが突然の発熱…。
ご機嫌が悪い様子を見て猫のべっちゃんが優しさを見せたようで、
昨日のお昼寝中にしっかりと寄り添っておりました。
子育ては、まっこと一喜一憂ぜよ。
今年の抱負は、やっぱり日々楽しく過ごすこと。
ココにももうちょっと気の利いたことが書けるようにしたいですニャ。