無花果の森

odarinden2010-12-14

NHK様が放送してくださった「イリアス」。
ヒマができるとちょびちょび再生して楽しんでおります。
役者さんの表情がアップになると、劇場で見るのとはまた違った面白さがありますねぇ。


1年間続いた日経新聞夕刊の連載小説「無花果の森」が本日終了しました。
作家は小池真理子
夫のDVから逃げ出した女性と、取材の代償に麻薬所持する羽目になった雑誌編集者…。
もう毎日ハラハラしながらかぶりついて読んでましたからね、
最後はちょっと駆け足になってしまったけど
希望の光が射す予想外のドラマチックなエンディングには大満足ですがな。
映画化きぼん。
明日からは角田光代の新連載が始まるそうで、これまた楽しみだなー。
今期は朝ドラを一週間でリタイアしちゃったので、毎日コツコツはコッチで楽しんでマス。


で、復刊になった川本三郎の「マイ・バック・ページ」を購入。
私も60年代に対する憧れがあるけど、それはあくまでロックのサイドから。
実際にはなんだか面倒くさそう時代だったんだな、という気持ちも否めませんが、
本書からはジャーナリストの立場を貫き通した筆者が書く、事件当事者ならではの生々しさや
熱にうなされていたかのような時代のエネルギーがよく伝わってきて、ドキドキしながら読みました。
神戸の元町でロケしてたので、映画が楽しみです。マツケンだし。