太平記最終回

odarinden2010-02-15

大河ドラマ太平記」本日涙の最終回。
天皇が挙兵したという時代を取り上げるのは各所に遠慮がいるものらしく、
なかなかドラマになりにくいそうですが、公家も武家も命を張って政権の取り合いをし、
とにかく各地で戦ばっかりしている・・・そんな複雑な時代のドラマでした。
鎌倉幕府を倒しても、天皇を追い出しても、抵抗勢力が絶えず現れ、骨肉の争いもし、
「こんな国にしたかったのではない」と悩み続けて、いつ見ても陰気な足利尊氏
真田広之の憂いを含んだ尊氏像は、完走してみてやっと、よかった印象が残りまする。


主な戦場が近畿地方で、なじみのある地名がよく出てきたのも親近感が高かった。
尊氏、新田義貞、楠正成は今のハーバーランド近辺(!)で向き合っていたようだし、
高師直が打たれたのは武庫川べりだったというのも驚きですわ。すぐそこやん。
あと、今まで「瓦せんべいに焼かれたマーク」という認識しかなかったものや、
神戸に多い「菊水」という屋号のルーツは、楠正成の家紋だったとはw。


次回放映は奇跡の全話発掘が実現した「草燃える」。
源頼朝北条政子の物語が始まります〜。


黒猫柄のベビーグッズ、なかなか見つからないなぁと思っていたら。
きゃー! 黒猫スタイいただきました。