残念なお散歩

odarinden2009-11-23

歩いて10分足らずのところに、新幹線を見下ろせる公園があることを思い出したので、
わこさま連れのお散歩にちょうどいいと思い、行ってみることにしました。
足元のトンネルに出入りする直前を真上から見られるため、
○○系のラストランとかいうときには鉄道マニアが写真を撮りにくるような
小さいけれど知る人ぞ知るスポットです。
まだワケわからんとはいえ、動く新幹線見て喜ぶかもしれないし、
私自身も楽しみにしながらベビーカーを押していたのですが。


来てみてびっくり、道路から公園まで5段の大きめの階段が。
さらに公園内は砂利より大きな小石敷きのボコボコ。
線路を見下ろす場所には高いフェンスが張ってあって(安全上当たり前だけど)
植栽のレイアウトが“あんまりフェンスへ近づくなよ”と言っているようでもあり。
甘いと思われるでしょうが、些細なことがめちゃバリアなのです。
以前数回行っただけの自分の記憶には、階段や地面のことは何も残ってなかったわけで、
子連れになるとこんなに目線が変わるものなのかと、新鮮な驚きがありました。


昔、親子雑誌の編集に携わっていたとき、読者からのアンケートには
「子連れで行けて楽しめる場所を教えて欲しい」という単純なリクエストが本当に多くて、
私には正直それがピンと来なかった覚えがあります。
そんなもんどこにでもあると思うけどなぁ、って。
もちろん、年齢や成長によって違ってくるとは思うものの、
たった5段の階段を目の前にして固まってしまった今日の私には
そのリクエストの真意がようやくわかったということでしょうか、ね。