女橋

odarinden2009-05-22

ずーっと家にいるおかげで、
昼にたまたまつけた再放送の連続ドラマにハマリかけています。
その名も「女橋」(1983年作品)!
明治時代の大阪が舞台なのですが、主役の女性ちよは過去の凄惨な事件の被害者で、
奇跡的に生き残ったものの両腕を失っています。
今週初めに見始めたときには、すでに売れない画家と結婚していましたが、
それまでにも旅回りの一座で踊りの才能を発揮して人気者になるなど、
不自由な身の上で波乱の半生を気丈夫に送ってきているようでした。
画家との間に長男をもうけて、貧しいながらも懸命に夫を支えるのですが、
夫の作品が特選を取ったことをきっかけにもつれが…(今週ここまで)。
先が知りたくなって思わずネットで調べてみると、
そのうちに夫が女中に手をつけ身ごもらせ…と、壮絶な人生はまだ続き、
最後には出家をしてしまうんだそうです。
原作は藤本義一ですが、何より驚くのはこの話が事実に基づいていること。
モデルになっている女性がいるんです。ひょえー。
ちよを演じる市原悦子はさだめを背負った女性を怖いほどに見せているし、
売れない優男風情の画家は片岡秀太郎がぴったりのはまり役です。
放送当時も昼ドラだったようで、妙に艶っぽさが漂う画面も魅力ですねぇ。


去年の年末に応募して見事にかすりもしなかったドラマの脚本コンテスト
本日、入選作品3本が放映されました。
どれも珠玉のうまさで、こりゃとても無理だったなと思いましたが、
自分に足りなかったものも少しわかったので、ぜひ、再挑戦したいぞ。
次回の締め切りは9月。


最近気に入って聴いているのは、ACIDMAN
バンド名だけのイメージでテクノだと思い込んでいましたが、
エッジの効いたサウンドにじわじわ来る切ないメロディーがいいっす。