猿はマンキ

odarinden2009-02-06

先月NHK-BSで放映されたBBC制作のドキュメンタリー、
「みんなロックで大きくなった」は、見ごたえある作品でした。
日本で作ればああいう分け方にはならないよなぁ、と感心しつつ。
さらに面白かったのは日本版独自に構成された各回のオープニング。
マーティー・フリードマンピーター・バラカンの米英MCでした。
ハードロックの回だったかのバラカン発言、こんなんでした。
「僕は別にこういう音楽に全然興味ないんですけど、
 一度野外フェスで大雨降って寒かったとき、ツッペリンが演奏してて
 客同士が体を寄せてリズムに乗ったときは温まってよかったと思いました」的なw。
これから番組で紹介するジャンルなのに、コメントする気なしでめちゃ愉快でした。


以前からこのシニカルな英国人に興味はあったものの、
ロック批評は小難しそうでいまいち遠慮していましたが、
この本はお気軽知的教養エッセイといった感じなので読んでみようと思いました。
『猿はマンキ お金はマニ〜日本人のための英語発音ルール〜』です。
ミュージシャン絡みのネタもいくつか。
ペイジもヘンドリクスも「ジミ」、ジョニ・ミッチェルは「ジョウニ・ミチュ」、
ピーター・ガブリエルは「ピータ・ゲイブリウ」、ツェッペリンは「レ・ゼプリン」。
…いやいや、真面目な人ですわ。