山奥でそばを食う

odarinden2008-10-16

仕事で行った場所のちょっと先に、美味しくておしゃれなそば屋があるというので、
ついでに、本当についでに(しつこいw)足を伸ばして食べてきました。


芦屋と有馬を結ぶ芦有道路の入口から横道をちょっと進んだところに、
和モダン風高級料亭のようなたたずまいの一件家がありました。
こんな山奥になぜ?というような感じですけど、芦屋だからいいのか。
どこにも「そば」とか書いてないので半信半疑で入店。
高い天井に大きな梁があるゆとりの空間に、一見してセンスのいいシンプルなインテリア、
しかも広い窓の向こうには一面緑(きっと紅葉も凄そう)の借景です。
一発でノックアウトって感じよ。


十割の盛りそばと、水なすのお漬物を注文。
食器が素敵だなと思ったので何気なく底を見ると「HIROKO KOSHINO」。
確かこの先の奥池に住んでるよねーとか言いながらおいしくいただいてて、
ふと壁に飾られた水墨画の作者名を目を凝らして見るとこちらも「小篠弘子」。
落款も同じく。
まぁご近所だし何かで関わってはるのかもー、という適当な話をしながら
昼下がりのおばさん2人は満腹になって店を後にしたのでした。


さっき調べたらオーナーはまさに彼女のご主人で、そば打ちの趣味が高じたんだとか。
有馬にもあるそうですが、今日行ったお店のほうが空いてて利用しやすいそうです。
よろしければ紅葉の頃にぜひ。
おっと、店名は「むら玄」どす。