ワクチン接種

odarinden2008-05-24

年に一度、べっちんのワクチン接種デー。
いつもそうだけど、怖がりでビビリの彼女にとって動物病院行きは極度の恐怖体験。
連れていく私たちも辛い。
いやがる彼女に洗濯ネットをかぶせてキャリーに入れ、車に乗せて泣く泣く連れて行った。


ニコニコ顔の先生はタオルをかぶせて押さえ込み、まずは聴診器。
次に丈夫な皮革製のミトンを取り出して、さらに動かないようにしてくれる。
と、キャリーの中でオシッコ&ウンチをちびっているのが分かった。
あぁ〜もうスミマセン。看護士さんが手際よくシーツを敷いてくれる。
注射のときにはいつもついでに爪切りもお願いするのだが、
べっちんは必死に抵抗していて何の動物か分からないいつのも叫びが始まり、
アカンタレなあたしはもうかわいそうで見ていられなくなった。
待合室に出て待たせてもらう間も、けたたましい叫び声は続く。


待合室で居合わせたおとなしい猫ちゃんを見て夫は
「静かですね。うちとは大違いですわ…」と本音をポロリ。
でも本当の理由は熱が出てダウンしている、ということだった。
飼い主の女性が言うには、出たがって仕方がないのでつい外へ出したら
どこかでケンカしたらしくケガして帰ってきてこのザマだという。
心配そうな表情で、完全に室内飼いにできないのが悩みなのだとも言っていた。
「うちは完全室内飼いだけど怖がりだから、こんなときにホント困るんです」と言うと、
「いいえ、それでも完全室内飼いの方が絶対にいいですよ」。
べっちんを少しも表へ出さずに育てたせいでこんな性格になったと私を責める夫は、
その言葉をきいてちょっと神妙な顔をしていた。


画像は北海道物産の生キャラメル。
なんとまぁ、柔らかぁ〜い。