ガンバレタイジ

発売されたばかりの佐藤タイジのソロ名義のアルバム、買いました。
『The Divorced Rockstar』というタイトルが気になりつつも、
家帰って聴くのが楽しみで仕方なかったのですが…。


正直言って、複雑な気持ちです。
「ごめんなさい。聞いてられません」といって草々から逃げた喜代美の心境です。
いったい“佐藤タイジ”はどこへ行ってしまったんだろう。
タイトルは文字通りであったのだと思わざるを得ないような内容で、
それは私生活のことかもしれず、シアターブルックとの訣別だったのかもしれず。
いずれにしろ、彼の苦しさばかりが耳につくのです。
あたしに言わせれば、悪いけどこんなこと聞かせるなっていうの。
いつも前見て、というか俯瞰の目線で地平線のさらにまた向こう見てたような人が、
今は自分の内側のことしか見えなくなってるような感じです。
表現者としてはそれもありなのかとは思いますが、
しびれるようなギターがどこにも鳴っていないのは、かなりイカンよ。
辛い気持ちを吐露することに酔いっぱなしで、リスナーが置き去りにされてる。
厳しいことを言ってしまうけれど…、相変わらず自分勝手なヤツやなぁw。
そこが彼の魅力でもあるのだけど。


ちょっと収まらないので、近いうちにサンパウロでも買うことにします。
そしてやっぱりずっと見守っていきたいと思います。
本当に、彼のギターと歌が大好きだから。