堪能し過ぎてコワイ
梅田芸術劇場にて「ベガーズ・オペラ」、2回目の観劇に行って来た。
ここ数年分の運を使い果たしてしまったと思うほどに浮き立ったwひとときだった。
自分で何も努力したワケではなく、本当にくじ運がよかったのだ。
今日のrindenの席は、ステージサイドに作られた下手側席の最前列だった。
お芝居を演じている様子を、ステージの上から横向けに見るのよ。
その何が凄いかといって、観て、聴いて、に加えて床の震動や俳優の息づかい、
ほこりっぽさや衣装から漂う甘い匂い(うっちーが近づくと皮靴の香りがした)、
ちゃんと書込みがしてある台帳や小切手などの小道具類、
スポットライトがどう動いているかまでわかってしまう、作り込まれた世界。
シーンによっては後ろから見るのだけど、この角度が面白い。
マクヒースとポリーがいちゃつくトコなんかだと、
2人の表情や手つきのエロさなどわからないのでひどく「第三者目線」になり、
「こんな大勢の人の前で、役者といえどもよくやるなぁ」と心底感心したほどだ。
それと、近いということは俳優に対して妙に恥ずかしい。
俳優とあたしの近さを、観客に見られているということもダブルで恥ずかしい。
2幕ではなんと隣席のお姉様がマクヒースからバラをもらったので、
rindenは目に星を煌めかせながらうっちーを見上げていたのですが、
いつもはあれほど見逃すまいと凝視しているのに、いざこんなに近いと
どこ見ていいかわからず、思わず視線を外してしまったんですわ…
演じている方はそんなこと全く気にしてないはずだが、
森公美子や島田歌穂も、他の誰でもなくこのあたしを見て歌ってる一瞬があり、
(なかでも山崎直子がキレイすぎて困ったw)
その視線が決して迷っていないところに、演技の凄さを感じた。
それでなくても観客との一体感が楽しめる演出なのに、
ステージサイドにいると、ますますベガーたちを応援したくなる。
それは並びに座っていた先輩達も同じだったようで、
ダンスに誘われたら恥ずかしがらずに必ず一緒に踊ろうねと約束し、
果たして大団円ではそれが現実になりました。
rindenは造幣局のマットと手を繋がせてもらい、同じ円には高島兄も。
そしてダンスが済んでその輪がふっと切れたとき、誰か別の男性に右手をつかまれ…
それは紛れもなくマクヒースこと内野聖陽様でございました。
5秒ほど。
まだ洗ってません。も、申し訳ないっ!
さらに今日は終演後にトークショーがあり、
うっちー、島田歌穂、笹本玲奈、高谷あゆみの4名が再度登場。
リップサービス過剰かと思ったほど、大阪好きを連発してくれた。
帰りにはマクヒースから手渡されたバラを撮らせてもらったあと、
せっかくだからと誘われてなんと楽屋口で出待ちを初体験w。
ニット帽にサングラスで愛想よく出て来たうっちーをキャーッチ!
ははは。なんか我ながらオモロイ展開やなぁ。
ホンマ、あたしのようなヒヨっ子に楽しいお話をしてくださった諸先輩、
初対面なのに旧知のようで楽しかったです、ありがとうございました。
お名前も連絡先も聞かずでしたが、また「私生活」でお目にかかりましょう。