ルミナリエ

odarinden2007-12-10

夜に注射を打ちに三宮へ行ったら、街はどえりゃー人。
そう、ルミナリエが始まっているのです。
警備員があちこちに立って通行規制やら誘導やらをしてるのだが、
私が行きたいところはその誘導とは逆。
別に普通に歩いていいはずだけど、人波に少しばかり逆らうわけで
なぜか“いえ、あたしはルミナリエに行くじゃありません”オーラを
ビュンビュン飛ばしながら歩いていた。


まぁでも、せっかく近くまで来たんだからと思い、
裏口からまわって…というか終点地の東遊園地までちょろっと行ってみた。
しばらく行かなかったのは、震災犠牲者の鎮魂のはずがいつのまにか
ロマンチックなクリスマスイベントとやらになってしまったことへの違和感、かな。
震災後に始めて見たときにはその光の美しさにあまりに感動して、
本当に癒されるってこういうことなんだとハラハラ泣いたものだ。
今のあたしでも泣けるのかな…なんて考えながら到着、っと。


確かにきれいはきれいなのだけど、
昔感じた魂揺さぶられるような思いは沸き上がってこなかった。
何でやろと考えているうち、きっと単純にショートカットしたせいだと思えてきた。
ちゃんと元町側から入って光のアーチをくぐって歩かなきゃダメだったかな。
あ、それでも東遊園地に出ている屋台はいかんと思うなぁ。