キッチュ

録画していたNHK「スタジオパークからこんにちは」を見る。
ゲストは「ちりとてちん」に出演中の松尾貴史。
実に器用な人だ。
ドラマのこぼれ話やら折り顔（ウルトラマン）が面白かった。
座右の銘が中途半端とは、すごい。


実はわたくし、情報誌の編集者時代にラジオに出たことがある。
1989年ごろ。
普通なら絶対にしたくないのだが、編集長命令かなにかの
決して断れないような事情があったのだ。
番組名や放送局も記憶にないが、多分若者向けの情報番組内で
おすすめの学園祭の情報をお知らせする、みたいなコーナーがあり、
ちょうど学園祭の特集記事を担当していた私が指命されてしまった。
梅田にあるスタジオ（放送局の中じゃなかった）まで録音に出向き、
質問に答えるような形で適当なことを数分間喋った覚えがある。


その番組のパーソナリティーがキッチュこと松尾貴史だった。
私は彼と女性のアシスタントの向いに座ったように思うのだけど、
それもこれも今となっては夢だったかのような儚い記憶だ。
ただ唯一覚えているのは、キッチュに
「rindenさんは石田えりによく似てますねぇ」と言われたこと。
悪い気もせず、きっと喜んでいたに違いない私w。
オンエアーも聞かなかったが、後でしばらくして編集長が私に聞こえるように
「なんだよぉ、石田えりじゃないかよぉ」とか言っているのを耳にして
あぁ放送されたんだなぁ、トホホ、としょげておりました。
だから何だ、キッチュはソツなく感じのいい人であったのは確かです。


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特典映像、長ぐつをはいた猫度がちと低いぞ…。