涙のバレエレッスン

odarinden2007-11-18

姪っ子ちゃんに誕生日プレゼントを渡しに行く。
子供バレエのレッスンに重なったため、rindenも末席で見学させてもらった。
初回こそ楽しそうだったものの、3回目になってイヤでイヤでたまらないらしい。
始まる直前から泣き出して、レッスンが始まってもしゃくり上げは止まらず
結局開始10分でリタイアしてしまった。
でも、終わったあとには「次はちゃんとやる」と悔しそうに言います。
…見ている私は決して他人事ではなかった。
5歳ごろまで人見知りが強烈で、たくさんの知らない人がいる所が大嫌いで、
とにかく人がいると何だか自分が恥ずかしくて(今でもそうかw)、
大勢の中に身内がいるとさらにまたイヤんなって…
というネガティブスパイラルに吸い込まれて「居場所」がなくなってしまう。
幼稚園行くのもイヤでイヤで、結局最後のほうは不登園。
それでも「今日も幼稚園ストやね」と母は受け入れてくれていた。
姪っ子ちゃんの両親である弟と義妹も決して姪っ子を叱らず、
温かく見守っていたのは、やっぱりそれが親というものなのでしょう。
「遺伝」という言葉がふさわしいかどうかわかりませんが、
シャイな彼女に「ごめん、あたしがそうやったから」と心の中で謝っていました。
画像は一緒にお昼食べた居留地HASUの週替りランチ。
そういえば、京都人であるママの影響なんでしょう
3才児が言う「〜したはる」という言葉使いがえらくカワイイんですよね。


さて「風林火山」、今日も見どころいっぱいでした。
何よりも源五郎の成長ぶりでございます。
勝頼のことしか見えていないような勘助に冷静な進言したあたり、
大物ぶりをのぞかせていました。
まぁ勘助もそれを痛感したのでしょう、この先の運命を予感させるとともに
彼を身内にするための作戦に出ようとしておりましたナ。
景虎の歪んだ愛情表現は、マザコンだけではない彼の性格の複雑さがたっぷり。
(浪がかわいそうやん、井川遥よかったけど)
矢でも銃でも命中しない不思議シーンは映像になるとトンデモなかったがw。
北条氏康は相変わらずカッコよく、伝兵衛のプロポーズの演出は彼らしくてお見事。
あんなシチュエーションじゃないと葉月もOKしないのでしょうね。
それと、軍議のときに1人兜の似合ってない人がいるなぁと思っていたら、
…駒井殿ではありませぬかw。
最後に蛇足ですが、由布姫の回想シーンは必要だったのかどうか。
小草若ちゃんが見せた迫真の泣き演技を見たあとにゃぁ、
あの目薬泣きがウソ臭くてたまらん。