古代ぷりん

odarinden2007-09-05

古代のチーズ「蘇」をご存知でしょうかっ。
万葉の昔、奈良の飛鳥で作られていたもので、
牛乳を延々と煮詰めて水分を飛ばし、エキスだけが残ったような塊です。
わたくし、コレが好物なのです。
といってもそれほど頻繁に食べるものでもないので、ご無沙汰中ですが、
昨日行った奈良でこんなものを見つけたものですから…。


その名も香寿軒の古代ぷりん。
「酥」(使ってる字が違うが)のなめらかさとコクを生かして作った
和のプリン、夏期限定商品です。
見た目精進料理風、なんだかごま豆腐みたいw。
これがけっこう固めで、濃い。
そうそう、「蘇」もこんな感じでした。
チーズというよりキャラメルっぽいというか、でも甘くないです。
上にカラメルソースをかけるので同系のダブル味なんですが、
甘さが違うのでうまく溶け合ってます。
普通のプリンと違って、お腹にぼてっと来ます。
駅構内の小さなお店だったのになんかすごく渋カッコイイ感じの和菓子屋さんで、
他のラインナップも気になりつつ、奈良を後にしたのでした。
ぜひとも神戸のデパ地下に入ってほしい。