上田原の合戦

odarinden2007-07-15

台風テロップ回避のため、不本意ながら6時からハイビジョンで見ることに。
そしたらあーた、画面に「視聴登録してね」との表示がベタっと20分出っぱなし!
もっかい総合で録画し直し、BS-2も視聴終了。


風林火山「両雄死す」、もう何から書いたらいいんでしょw。
凄まじい回でした。中盤最大のヤマ場です。
青空見上げる最期のシーンもそうだけど、今回の板垣は穏やかな笑みが目立った。
だから、壮絶な殺陣以上に、秘めた優しさや強さが心に残りました。
御屋形様に対する大きな(ほとんど無限の)愛を感じた。
でもやっぱり、あの立ち回りはスピードが別格でした。
一方で板垣と伝兵衛の主従関係も、ここではっきり描かれてよかったぁ。
キミも侍だったんだ! 貧相な影武者、ったく泣かせるよ。
先週から続く甘利の戦い方は板垣といい対になっていました。
親父ポジションでもなく不器用な彼は、会社を愛する企業戦士みたいだった。
「引けぇ、引けぇ」は名セリフにしたい。
それから何より、苦悩して取り乱ず晴信の演技が本当に素晴らしかった!
「板垣を見殺しにせよと申すか」を合図に、涙ピーピーになったわたし。
騎乗の武将アップもほんの数秒なのに個性が見えて面白かった。
参った参った。
そして平蔵の弓は、きっと今後の伏線。


正直言うと合戦の場面はちと人手不足感がありましたし、
顔のアップが出ると戦の流れが切れるようで迫力に欠けるとも思った。
あと、和歌は「晴れし心に戻る甲斐なし」くらいまでの分かりやすさが欲しかったし、
どんなときでも芝居が同じの村上もなんとかして、とか。
しかぁし、それを差し置いても今回はよかったよ。
両雄のおふたり、本当にお疲れさま。


夫のおみやげ、ゲーセンで100円でゲットしてきたシュレッダーです。
ハガキがダメなのは辛いw!