ポリス インサイド・アウト

odarinden2007-05-20

映画「ポリス インサイド・アウト」を見に、
新開地の神戸アートビレッジセンターへ行ってきた。
戦後の神戸で、庶民の娯楽文化の中心地として栄えた新開地なんだけど、
その後繁華街は東へ移ったため次第に町はさびれ、
庶民的な良さは残しながらも「風紀に難ありエリア」の代表だった。
でも、ここ数年はイメージを一新すべく町づくり運動がさかんで、
ギャラリーや小ホール、アトリエなどで構成されたこのセンターも
新開地をアートの発信地にしようと、町に新しい風を吹き込んでいる。
…って、ガイドブックの原稿書いてるみたいだな。
とはいっても、どこから湧いてどこへ行くのかおっちゃんだらけ!
今日は音楽祭もやっていて、街角でライブ演奏がさかんだったけど、
ギャルバンドの前で白昼踊りまくるおっちゃんが見られたのは収穫だったw。


上映は地下の小さなシアターで。4〜50人は入っていたと思う。
その昔、ミュージックライフのポリス来日こぼれ話で
「スチュアート・コープランドは片時もビデオカメラを離さない」
ってなことが確か書いてあったのだのだが、その集大成がこの映画だといっていい。
彼が撮っていたのは8ミリフィルムなので、映像はしきりにチラチラするも、
そんなことちっとも気にならないくらい楽しめた。
アメリカのドサ回りから始まって一気にスターダムにのしあがっていく過程の中、
延々と続くコンサートツアーや前作以上のクオリティを要求されるレコーディングで
少しずつ3人の心が離れていく様子が、じわじわとわかってくる。
素人のビデオ撮りだと思うなかれ、編集のうまさもあって仕上がりは秀逸。
白熱のライブやメンバー&クルーの貴重なショットの連続で飽きることはないが、
結局コープランドが残したかったのは、単純に「確かな記録」なんだと思った。
アンディ・サマーズのいじられっぷりがナイスです。
あっという間の1時間20分。


いえーい、風林火山。軍師になれたのよぉ勘助が。
喜ぶ場面、rindenも嬉しかったやーい。
あたらしい着物(今日は陣羽織!)もらうときは、源五郎とセットなのねw。
中規模イクサを軸に、新たな展開が始まる予感の回でした。
スパイの相木市兵衛、赤い鎧のオブ殿、進言ナイスな諸角、いいやつ教来石…
なにげにエロ台詞の晴信、村上義清の登場の仕方、健気な平蔵…終わらんw。
板垣(と伝兵衛も?)が諏訪に行ったっきりなのが寂しいが、
どの役もキャラの良さがよく出てイキイキと描かれていたように思います。
女性陣サイドのストーリーは重要ではあるけれど…本心どっちゃでもええかな。
山伏姿の真田カッコエエ〜