地すべりの現場へ

odarinden2007-04-29

寝具類の洗濯をして掃除をして。
あまりにも天気がいいので腹が立ち、午後、思い立って近所の散歩に出かけた。
マンションの裏口から出て坂を上り、関学の北側を甲山に向って歩く。
このあたりはこぎれいな住宅街なので、おうちウォッチングも楽しいものだ。
のんびり足で約30分で到着したのは「仁川百合野地すべり資料館」。
宝塚と西宮を分けて流れる仁川沿いにあるここは、
阪神淡路大震災のときにもっとも大きな被害が出た土砂災害の現場。
ここで13棟が土砂に押しつぶされて、34名の人命が奪われたのだ。
今日みたいな新緑いっぱいの晴天の下では、災害があったなんてウソのよう。


地すべりした斜面はなんと幅100m×長さ100m。
浄水場の下の斜面は砂防杭で補強され花と緑の公園になっていて、
住宅があった場所の一角に、小さな資料館が立っています。
中では現地の地すべり対策工事のしくみを模型で見せたり、
経過を示す航空写真の展示、自動観測システムの紹介などをしていて、
震災を風化させないという前向きな印象を受けた。
でもやっぱりねー、当時の写真を見ていたら涙がにじんできた。
広場の慰霊碑に手を合わせ、関学の南側を回るルートをとり、
いつもの小さな天神さんで願掛けをして帰宅。
いつか読書する日」を見てしみじみ感動したのでした。


風林火山、今日はマジ泣き! 
ねねが寅王丸を差し出すシーンから平蔵やん&ヒサ&矢崎父の流れでビービーと。
由布姫もうまかったなぁ。笑った顔はお母さんに似てきれいだった。
ただ勘助が逃がしてあげたのは本心だったのにな、また怒り出しちゃったヨ。
(ここで勘助の軍師としての器を見た気がした)
オブさんの喜び演技が可愛かったけど、つまりは勘助と対立していくってことか。
もう、どれもこれもいい場面ばっか!
それでそれで、今朝HDの整理してて第1話を見てしまったのですけど、
ミツやんが戦を見に行こうとする勘助にこんなこと言ってたんですよね。
「戦が怖い。けど、見れば怖くなくなるっていうんなら、見てえだよぉ」
由布姫の「生きて地獄を見てみたい」につながってるわけだ。
…復習してわかることが多いかも。だから消せないの。