あかね空

odarinden2007-03-31

神戸の三宮まで、映画「あかね空」(内野聖陽様主演)を観に行きました。
本日初日!
先着100名にプレゼントの大塚食品SOYJOYもしっかりもらっちった。


寝込んだときに読み始めちゃったので、3分の2くらいは原作を読んでマス。
映画では軸になる家族の話以外を削ぎ落としていてコンパクトにしていました。
まず印象的なのは、圧倒的な江戸の町並み。CGにしろセットにしろ効果的で、
イキイキとした人の表情や町の活気を魅力たっぷりに伝えています。
京やの永吉は京から下ってきた人なので、コテコテの京都弁。
まれに「?」なイントネーションもありましたが、
豆腐作りに奮闘する健気な職人役を好演していました。
もうひと役の賭場の親分は、かなりの異形で凄みもたっぷり。
うっちーにはこっちの役のほうが断然お似合いだわね。
中谷美紀もうまかった!
長回しで撮った夫婦喧嘩のシーンは見ごたえあり。
ダメダメ長男の立ち直りの早さにそれはないかもと突っ込みしたいし、
親分と京やをつなぐ糸の描き方がやや足りないんじゃないかと思いますが
全体的には、上質の人情ものに仕上がっています。
時代が変わっても家族の絆は大切なのだというテーマは
しっかり伝わってくる映画だと思いました。


入りはまずまずで、年齢層はかなり年配の方々が中心。
逆にうっちーるんるん!みたいな人は見かけなかったです。
画像は館内で発見した直筆サイン入りのポスター。