突然『武士道』

odarinden2007-01-16

Kちゃんがおみやげにくれた「武士道キャラメル」。
妹さんが東京の文化学園にお勤めで、それにちなんだものです。
…といっても何のこっちゃよくわかりませんが、今日はそれで盛り上がりました。


約100年前に書かれてベストセラーになった新渡戸稲造の著書が『武士道』で、
文化学園はそのイナゾーが初代校長だったという由来です。
正直言って、前の五千円札のおっちゃんという知識以外に全く知らない我ら。
ハードカバーの書籍型の缶パッケージの中に入ったキャラメルは、
いつもキャラメルを持ち歩いていて子供に会うとそれをあげていたと言われる
イナゾーさんの心温まるエピソードにちなんで作られたおみやげなんだそうです。
あるときイナゾーさんはベルギーの法学者から
「日本では宗教なしにどうやって道徳教育を教えるのですか?」と聞かれ、
それに答える形で日本人の精神的支柱となっている武士道の精神を説いたのが
ルーズヴェルト大統領も読んだという『武士道』なんですってー。


特定の宗教を持たない日本にどうやって教育としての道徳が根付くんだろう、
というのは素朴な疑問としてよく職場で話題に上ることだったので、
まさにコレじゃんとrindenと相棒が同時に飛びついたのです。
さっそく帰りに文庫(PHP)を買い、読みはじめることにしました。
オリジナルは英語で書かれているので、それを現代語訳したバージョンです。
ちょっと難しそうなので、ちゃんと理解できるかという一抹の不安も。
原題はずばり、The Soul of Japan。ひょーい。