メープルホットケーキ

odarinden2007-01-06

rindenが育ったのは団地がずらーっと並ぶ、味わいのない新興住宅街ですが、
それでも老夫婦が営む小さな駄菓子屋さんがひとつだけありました。
頻繁に行っていたわけではないので、どんな屋号だったかも思い出せないし
果たしてそこで何を買っていたかもあまり覚えていません。
たぶん、タバコの形をしたキャンディやチョコとか?
(んー、でもそれは生協でも売っていたと思うしな)
ボケ気味のおじいちゃんが声を震わせて「ごーじゅえーん(50円)」
と言っていたことだけは鮮明に覚えています。
街でレトロ雑貨店風の駄菓子屋さんを見かけると必ず入ってしまいますが、
子供時分の親しみが少ないぶん、「懐かしい」という思いよりも
単純に「ちっちゃくて可愛い」という思いのほうが断然強く感じます。


さて、夫がクレーンゲームで取ってきたおやつなのですが、
これがどう見ても駄菓子屋さんが仕入れるような形のもの。
やおきんのメープルホットケーキ、20個入りの箱です。
一袋に小さなドラ焼きが2個入っていて小売価格は30円らしいのですが
何でこんなもんが景品にw。しかもゲットしてくるのかw。
ブータレながら一口食べてみたところ、…これが意外においしい。
中にメープル味の餡がはさんであってそれが香ばしいうえに
まわりのスポンジ部分にクセがないから妙にマッチしていて食べやすいのです。
侮れませんね、駄菓子ワールドは。
うちの猫まで飛んで来て、パクパクと食べつついていました。
この子、魚嫌いのカステラ好きなもので…。