千代が好きだ

odarinden2006-11-26

一豊がどんどんパっとしなくなっていく「功名が辻」、
今回ばかりは六平太が主役でした。
rindenは原作を全く読んでいないのでこの最期は知らなかったけど、
山内家に入ってからは顔つきが別人のように厳しくなっていたので
なにか彼の身に起こるのだろうとは思っていました。
愛を貫いた末にようやく言った「千代が好きだ」のセリフに泣く。
充分、わかっていましたって。
とにかくもう香川照之からは目が離せない。
役者魂!」も、もう少しちゃんと見ようかな。


黒猫の写真が表紙だったのを見つけて、夫が買ってきました。
徳間書店の『気分は名探偵』。
6人の作家による犯人当て短編集です。
以前綾辻行人に大ハマリしたので、新本格推理小説は嫌いじゃないハズなのですが
意外なことにどれもこれもピンとこなかった。
状況を論理的に組み立てたり細かい矛盾を突いたりして犯人探しするだけの小説に
何の価値があるんやろうと、読後単純に思ってしまったのです。
長編になればそうでもないと思いますが、短編て単にクイズやんかw。
表紙の黒猫ちゃんの表情がうちのコっぽので、ヨシとしますが。