ミント神戸誕生

odarinden2006-10-07

オープンしたばかりのミント神戸に行ってきました。
上層に出来た新たなシネマコンプレックス(スクリーンが8つ)で、
さっそく「キンキーブーツ」を観てきたのです。
イギリスの地方都市、工場、不況、ワーキングクラスがキーワードの映画は
いままでいくつかありましたが、ストーリーは楽しめても結局最後は不況のまま。
「なんとかならんのか、現代のイギリスって」と寂しくなることしばしばでしたが、
この映画に関してはそんな心配は無用。
素直に元気をもらえる、見事な敗者復活ムービーでした。おっもしろかったっ!
主人公の靴工場経営者チャーリーはちょっとダメが入ったはまり役。
ドラッグクイーンのローラの俳優さんが最高〜どこかで見たけど…と思い返したら、
ラブ・アクチュアリー」でキーラ・ナイトレイと結婚する役の人でした。
音楽も楽しかった。ナイスナイス。


このミント神戸阪神淡路大震災で全壊した神戸新聞会館が建ち替わったビル。
神戸人にとって新聞会館っちゅーのは何ともいえないノスタルジーな響きがあって
三宮という街を思うときに、本来あるべきものがもうないというか、
ぽっかり穴があいたような感じがずーっとありました。
「サタデーナイトフィーバー」とか「グリース」は
新聞会館に見に行ったということを抜きには自分の中で思い出として成り立たない。
そんな感じでした。


rindenと同じ思いの人もさぞや多かったことでしょう。
今日はオープンして初めての週末だったせいか館内は混雑して超満員、
エスカレーターの乗降客を制限するくらいでした。
とてもじゃないけど店をひやかす気力もなく各階を通り抜けただけ。
またそのうち豆腐好きの夫を誘って、8階の豆腐レストランへ行こうと決心してマス。