猫テレパシー

odarinden2006-09-29

おとといの話です。
rindenはナイター観戦のためいつもより帰りが遅く、10時過ぎに帰宅しました。
猫を飼い始めてから、普段はなるべく早く帰るようになった我が家なのですが、
もちろんたまにはこうして遅くなる日だってあります。
帰宅すると、猫のべっちんはいつものようにヒタヒタと玄関までお出迎えです。
その20分後くらいに、夫が帰ってきました。そして、
「ちょっと。べっちーな、何も変わったことない?」と心配そうな顔をしています。


その日車で出勤していた夫はアルバイトのYさんを乗せて
帰りに一緒にラーメン屋に立ち寄り、ラーメンを食べたそうです。
そのあとYさんを駅まで送ろうと車を運転していると、
AMラジオからかぐや姫の「妹よ」が流れてきたんだそうです。
自分の親友に嫁ぐことになった妹に、兄が思いを込めて歌う…確かそんな内容の曲。
それをしみじみ聴いていたところ、突然「ニャァァーーン!」という
猫が叫ぶ声が聞こえてきたというのです。えええ??
「ラジオから!」
普通に考えて、かぐや姫の「妹よ」の曲中に猫の叫び声が入っているワケがない。
驚いた夫は、もしやうちのコに何かあったんではないかと胸騒ぎを感じ、
車を飛ばして帰ってきたというのです。
「ホンマのホンマに猫の声? 歌の途中にラジオから?」と聞いても
「本当に! Yさんとも『今の猫やんな』と確認し合ったし」と真顔です。


結局のところべっちんには何も変わったことなどはなかったので、
もし彼女のがラジオを通して夫に伝えたかった思いがあったとすれば
「あんたら、今日、遅いやんか」程度のことだったのでしょう。


おみやげにもらった鮎家の「大鮎の塩焼き蒸し」、柔らかくて美味しかったぁ。