ラブという名のバラ

odarinden2006-05-02

民家の庭先で、モッコウバラがきれい。
薄い黄色がたまらなく愛らしいです。


今日は我が家に、バラの鉢植えが送られてきました。
これを当てたくてタカナシ乳業の製品を食べているので、今年も成果が出て喜んでいます。
花は赤ですがよく見れば裏弁は白。
種類は「ラブ」といって、1980年にアメリカで作られた品種のようです。
わお、ラブって愛か。ちょっと気恥ずかしいニャ。


愛といえば。
美輪明宏の『紫の履歴書』を一気に読み終えたが、なんとたった33才までの話だった。
常識や想像をはるかに超える壮絶な半生が、丁寧に描かれていた。
それでもたぶん各所への影響を考慮して、本当にあったことの半分も書いていないようだ。
選ばれた彼だからこそ苦難を乗り越えられ、なおかつ今でも鮮やかな光を放っているのだろう。
三島由紀夫が「私はこの本を昭和の奇書に推す」と述べたのもうなずける。
真似なんてとうていできないけど、せめてあたしも姿勢を伸ばさなくちゃね。