くるり@大阪城ホール

odarinden2005-12-27

毎年感じていたことだが、年賀状の作成がいよいようっとおしい。
それでも年賀状のやりとりだけが細い絆の友人もいる。
そう思ったらこれもコミュニケーションの手段ではあるわけで。
やっぱりやめるわけにはいかないわと、せっせと職場でプリントアウトするのでした。


2005年の最後を飾るイベントは、くるり大阪城ホール
6年ほど前にFM802フリーマーケットのステージでタダで観て、
(しかもうちの車は、万博の外周道路でバンを電車風に改造したくるり号に抜かされた)
そのあとせっかく買ったIMPホールのライブは仕事が多忙で友人にあげ、
去年は関学の学祭で芝生広場でのフリーコンサートを楽しみ、
そして先月、チキンジョージシアターブルック見に行ったら
びっくりゲストで突然出て来て本当にびっくりした。
だから、長年ファンをしている割に有料できちんと観たのは今回が初めてなのだ。


CD聴いてるとあっさり聞こえるくるりサウンドは、
ライブだと結構ぶっといし、岸田繁様は意外にもギターを弾きまくる。
ニューアルバムがすごくシンプルなロックンロールアルバムなので、
新曲はテンポよくガンガン進行しつつ、以前の濃厚なロングバージョンも聴きごたえたっぷり。
シングルカットの曲は本当にキャッチ−でメロディアスなナンバーが目白押しだ。
切ない歌詞も心に響いてきて、「Baby,I Love You」なんて生で聴いたらよけいに泣けた。
大阪城ホールは立見も出る超満員で、音もかなり良かった。
人気バンドだからこのキャパでも足りないのかもしれないが、
くるりのライブに合うハコではないように思った。
岸田にはもっとしょうもないことを喋ってほしかったし、
客席との物理的な距離はいかんともしがたい。
あぁ、アリーナにいた男性客たちのほとんどよ、
なんであんなにノリのいい曲ですら体が動かないのかなぁ。
女性はみな楽しそうにリズムに乗っていたよ。
突っ立ってるだけなんだったら座ってほしかったですわ!
こちとらチビッコなんで見るのん大変だったんだからぁ。
でも、そんな男性たちもくるりが好きだということは不思議によくわかったんだけどね。


くるりの話になるたび、ギターの達身さんを放っておけなくなる。
日本にはまず存在しない「セクシーはげ」というジャンルに言及したくなるので。
rindenは今んとこ、彼しかいないのではないかと思っているのです。
彼はジョン・マルコビッチと同じ香りがするぞっ。
日本人男性における「セクシーはげ」の考察、それも武士道と絡めたようなものを…
うー、今日は眠いのでやめとくけどw。