上履きと体操服

odarinden2005-12-21

宮本武蔵五輪の書をわかりやすく解説した本。
なぜか夫が買ってきていて、rindenが読み始めたのだけど、
これがなかなか面白いのだ。
単なる兵法にとどまらない、人生教訓ね。
バガボンド」は絵が濃過ぎて途中でやめちゃったし、
大河ドラマ市川新之助の演技がひつこくて1話しか見なかった。
でもこの本なら読めそう。
お世辞にもいい書き手だとは思わないのですが、
大きな字で、誰にでもわかるようにやさしい言葉を使って
エピソードとエッセンスが書かれています。


夕刊に小学校の上履きのことが載っていた。
横浜から大阪に引越してきた小学生の男の子のお母さんからの投書で、
大阪の学校には履き替えるときの台がないといって驚いているという内容だった。
えぇー、学校なんて土足が当たり前で、上履きなんてまったく無縁だったよぉ。
ところがそんなの神戸くらいだそうで、ハイカラ文化の影響だとかなんとか。
さらに、体育がある日は家から体操服を着て行ってそのまま体育して、
そのあとも体操服のまま授業を受けて、帰宅するのが常識だった。
以前職場でそんなことを言ったら同僚に
「信じられない! 汗かいても着替えないの? 汚なすぎる」と返されショックを受けた。
そんなこといっても、それが当たり前だったんだし…
今でも神戸の子はそうなんだもん。
西宮に住み出してから、子供が誰も体操服で歩いていないのが不思議だったのよね。
ちゃんと着替え持って行ってるというわけか。
思えば、体操服のままピアノのお稽古にも行ってたなぁ。
アタシが先生なら、そんな生徒はちょっと嫌かもw。