それいけグループサウンズ

odarinden2005-12-14

今日は自宅で原稿書き。
夜はラジオ関西のイベント「GSアイ・ラブ・ユー」を観に、神戸国際会館へ行った。
いにしえのグループサウンズのメンバーたちが集まるコンサートだ。


rindenが物心ついたころにはGSブームは消え去っていたため、
リアルタイムで知っていることは何もないんだけど、
2年程前にゴールデン・カップスのカッコよさにハマってしまってからは
他のグループもちょくちょく聴いているのだ。
まぁカップスは完全にロックなのだが、その他のGSはほとんどが昭和の歌謡曲
そんなに長時間聴けるもんでもないのは事実だわねぇ。
ツートン青木のモノマネと番組アシスタントさんの歌、
そしてなぜか中村玉緒トークが続き、チャーリー・コーセイが登場。
あの、ルパン三世の終わりの歌を歌っていた人だ!
神戸ではそれなりに有名な人で、現在は三宮のバーのオーナーをしている。
声には伸びがあってなめらかで、めっちゃうま。
今日出た人の中では、群を抜いていい歌を歌っていた。
次に力也+アイ高野+番組パーソナリティの3人が歌うRAYS。
力也はよくも悪くも芸能人。歌はキビシイなぁ。
アイ高野はキャラ的に楽しくてよかったが、歌も身体もイッパイイッパイだった。
そしてお目当てのゴールデン・カップスが登場。
サポートメンバーが3人も入って音が分厚く、悪たれオヤジ風に貫禄も十分だった。
エディ藩は心臓の手術後ということで椅子に座っていたが、歌もギターもバリバリカッコイイ。
デイブ平尾には悪いが、単なるガニ股酔っぱらいオヤジのボーカリスト
目障りなだけだったよぉ。声も全然ダメダメやったし!
ルイズルイス加部様は残念ながらベースではなくギターを持っていた。
ロック好きなのに、ソウルとR&Bとなつかしヒット曲ではつまんなかったかもね。


トリはGSスーパーバンドってことでジャガーズ岡本信、タイガ−スのトッポ、
パープルシャドウズの地味なおっちゃんをフロントに置いてのヒットメドレー。
ジャガーズの人が信じられないくらいに若々しくて、しかも体型は9頭身なんです!
話し上手で男前な上にやたらと色気があり、しかもめっぽう歌がうまい。
うーん、どうなってるんだこの人は。


観客のほとんどが当時まさにブームの最中にいた、現在50代の方々。
自分よりも年上の先輩たちがはじけまくる姿は、実に微笑ましかった。
アンコールで後方から駆けつけて来たオバサマ、
「いやぁーん、近くて見たらみんな歳いってるやないの」
GSとは意外に大きな遺産のようだ。