音泉魂に行ってきた

odarinden2005-09-03

日本の夏といえば、毎週末どこかで「野外ロックフェス」!
凄いメンツだなー、でも疲れるよなーといつも指くわえているだけのrindenでしたが、
これはと決心してついに参戦してきました。音泉魂(OTODAMA)に。


THE BACK HORNがどうしても見たかったからというのが大きな理由。
5月の大阪ライブ、2階の最後列でひとり舞い上がり、
「次はマサシくんの半径5mで観たい」と書き散らしたその思いを、現実化するのだ。
ライトステージで前のバンドが演奏しはじめ、観客の気がそっちに向いたところで
バックホーンが出演するレフトステージ前にスルスルと滑り込む。
やた! 楽勝やん!
ところが、実際はそう簡単なものではなかった。
前のバンドが「ありがとう〜」と言い終わるやいなや、背後から人の波が押し寄せてきた。
隙間なく体が密着してしまい、あっという間に満員電車以上の状態になった。
rindenはチビなので体が軽く浮き、人波に押されて前後左右に揺れる。
メンバーが登場し、声を出して手を上げたら、体はそのまま固定されてしまった。
マサシくんに近い人から5人目くらい(笑)の場所にいるのに、
自分の手がジャマして彼がよく見えないという有り様だ。
「たった30分なんて短か過ぎ〜」なんて言っていた自分はどこへやら、
これが30分続くと、押し潰されてしまってもうダメかも知れない。
41歳のオバさんは、始まった途端に、真剣にそんなことを考えたのだった。


なんてことを言いながらも。
短い時間でパワー全開のライブを見せてくれたバックホーン、
ひしゃげながらもなんとかそれに応えたrinden。
汗をかくことホットヨガ並みでございました。
体力の消耗と達成感で、そのあとしばらく横になって休憩したのはいうまでもありません。
次のライブは、2階席でいいやw。


全てを観たのではないけれど、印象に残ったのは
ポリシックスサンボマスターフラワーカンパニーズ
奥田民生はそつが無くさすがという感じ。
サンボマスターが観衆を巻き込むプロセスは圧巻で、正直ウルっときたほど。
「悲しみで花が咲くものか」。
このメッセージには参った。
選挙に出ないだろうか。山口隆は!