ロックの社会貢献

odarinden2005-07-25

道路公団の副総裁って人が逮捕された。
猪瀬直樹に嘘つき呼ばわりをされて名誉を傷付けられたといけしゃあしゃあとぬかした、
穏やかで温厚そうな、小心者の役人ヅラ男だ。
アンタの名誉なんて、一体どこにあるのか。


こんなニュースを聞くにつれ、心底から怒りが沸き上がってくる。
どうしようもなく。
それでも自分がまだ救われていると思うのは、
そんな悔しい気持ちを代弁して歌ってくれる大好きなミュージシャンたちがいることだ。
ストリートスライダーズしかり。シアターブルックしかり、バックホーンしかり。
もちろん、他にもいっぱいいるよ。
彼らが声枯らして叫んでくれる。
rindenがロックを必要とする理由のひとつだ。
ロックミュージックの役割は、少なくとも自分が認識している定義は
「社会や現状、どうしようもならない力にNOを突き付けること」。
詳しいことは『スクール・オブ・ロック』でジャック・ブラックの説明を聞くべし。
髪の毛伸ばして、電気通して、カッコつけることではないのです。
…こういう話に一番興奮するなぁ(笑)。
だからロックは社会貢献をすべきだし、できるはずなのだ。


DVD『LIVE AID』は実に20年前の映像。
ゲストの南こうせつに腹立てながらTVを見たのは、もうそんなに前になるのか。
当時は夢見てるみたいだったけど、今観ると、出演者が若くてしばし唖然とする。
フィラデルフィアとロンドンの会場の雰囲気が随分と違って感じるのは、
自分がブリティッシュ贔屓だからという理由だけだはないだろう。
な〜んか、アメリカって…。


ロックで世界は変えられるはずだと
すくなくとも、自分が生きている間はそう信じていたいと思う。