自作パソコン拝見
お気に入りのラーメン屋でラーメンをすすっていたときのこと。
入ってきたばかりの男性がラーメンを1杯注文していた。
「あ、背油少なくして。ネギは多めに頼んます」
「へーい」
あらま、そんなカスタムメイドが出来るなんて知らなかった。
でも、知ってても、自分はそんなことするかなと思うのだ。
なんか、厚かましいような気がして。
ハンバーガーなんかを事細かに自分好みで注文するのはアメリカ人だけだし。
知らないうちに、パソコンはどんどん進化していた。
マックユーザーなのでウインドウズ(世間一般)に疎いとか
自分の周りには驚異的にパソコンに詳しい人がいないとか。
rindenが最近のパソコン情報になんとなく追い付いていないのには理由があった。
それに、今のところは必要なことができてるんだから、まあいいとも思っていた。
ところがである。
Tちゃんの「テレビはパソコンで観る、録画する」という一言に軽いショックを受けたのが1カ月前。
しかも「自分で作った」という、予想もしなかったような発言!
自分で作る? パソコンを?
それはアキバ系オタク男がすることよね。
「難しくないよ。簡単、簡単」
自分はパソコン事情にとてつもなく遅れているのではと、焦りの気持ちがわいてきた。
ならばと今日、見せてもらいに行ってきたのです。Tちゃんちに。
マザーボードにグラフィックボード、CPU、各種ドライブ、メモリー、HDD…。
用途に合わせた必要なパーツを揃え、パコパコっとケースに収めていったのだそうだ。
途中の物理的作業は、慣れていない人には確かに難しそうだが、
結果「自分がしたいコト」を叶えてくれるマシンになっていた。
へぇー、ほぉーと感心することばっかり。
ちょっとのやる気があれば、きっとアタシでもできるんだわ。
そんな思いにさせてくれました。
カスタムラーメンを注文することにだって、躊躇していてはいけないのだ!
いつも刺激をありがとうね。