モーツアルト最高!

odarinden2005-06-12

朝イチで美容院へ。
隣にいる女性客が、ドライヤーの轟音をものともせずに大きな声で話していた。
20歳そこそこの男性スタッフがうなずいている。
韓国ドラマのことからドバっと話題が飛んだ。
「そうそう、今晩コンサートなんですー。大阪城ホールで」
「おーいいっすね、誰なんですか?」
「いやー、おじさんよ。キャリアは長い人ですけど。恥ずかしいから言えません」
「どなたかお連れでも?」
「それが好きな人周りに誰もいなくてね。1人で行くのよ」
rindenも今晩は大阪でお楽しみが控えてるし、一緒やん。歳も近そうな人だし。
大阪城ホール、コンサート、おじさん、長いキャリア、案外周りにファンがいない。
リッチー・ブラックモアくらいしか思い付かないけど、ありえないし。
気になりつつも、髪は染まっていくのだった。


さて。メインエベント!
梅田芸術劇場でミュージカル「MOZART!」を観て参りましたっ!
うっふー、素晴らしかったですね。
エリザベート」と同じ作者の、ウィーンオリジナルの作品ですが、
純粋に感動という意味では「エリザベート」以上でした。
主演はダブルキャストで、rindenが選んだヴォルフガングは中川晃教
若干華が足りないけれど、歌唱力、表現力ともに文句なし。
ほかの主な出演者は、山口祐一郎(でかかった)、市村正親(さすがに上手い)、
久世星佳(高音ちょっとキツイ)、西田ひかる高橋由美子
モーツアルトは自らが生み出した不朽の音楽の犠牲になったという筋書きで、
神童の姿をしたもうひとりのモーツアルトが、才能のイコンとして寄り添います。
こういう設定がブロードウェイ作品とは異なる、ヨーロッパ作品の深みでしょうか。


そのステージで、rindenは世にも美しい俳優を観ました。
一言で表現すると、男オスカルっていうんでしょうかっ!
百花撩乱の超ビジュアル系。足長いからダンスも抜群っ!
絵に描いたようにキレイ過ぎるので、アタしゃファンにはならないと思いますが、
知ってて何かとネタにしたくなるような存在感でした。
吉野圭吾さんという人です。
大阪は26日までだよん。


美容院の隣の彼女の話。
今晩大阪城ホールでコンサートをしていたのは、小田和正だった。
大幅に違った。