匂いと臭いの分かれ目は

odarinden2005-06-03

恒例のネスカフェ続く幸せ、最後の鉢がやってきた。
それはガーデニアという白い花。
知らないなぁと思っていたら、何のことはない。クチナシである。
「くちぃなしの花のぉ〜」なんて、鼻歌が飛び出してしまった。by 渡哲也よね。
甘くて、いい香りがしている。


人の記憶をつなぎとめておくのに、一番強く残る感覚は匂いなんだそうだ。
クチナシといえば10年以上前に観たディープ・パープルの東京公演を思い出す。
公演後に人と待ち合わせをしていて、そのホテルの脇に咲いていた。
あれも6月上旬だったなぁ。しみじみ。
忘れられないニオイといえば、琵琶湖沿いの野外活動センターだ。
取材で訪れた公的な大規模施設だったが、トイレ臭いというかゴミ臭いというか。
多分、埋立地だったんだと思う。そこにいる間中、漂っていた。
こっちは「匂い」じゃなくて「臭い」なんだけどね。
去年の11月に通った梅田コマ劇場(現・梅田芸術劇場)の匂いもよかったなぁ。
空調設備の中に組み込まれているような独特の芳香なんだけど、
ほのかに、じゃなくて、鼻孔の奥にスコンと入ってきた香りだった。
うっちーのトートが素晴らしかったうえに、
あの香りでもって、あたしの理性は崩壊してしまったのかしらね。
ラベンダーの香りを嗅いでタイムスリップした「時をかける少女」みたく。


そのrindenを狂わせたミュージカル「エリザベート」、
内野聖陽さまのファンクラブ枠でなんとか1枚、今日ゲットー!
9月なんてまだまだ先とはいえ、そこは大阪とは事情が違うらしい。
あとはなんとかエントリーとか、どこそこ先行販売とか、
慣れない手段でもうひとがんばりチケット取りをしなくっちゃね。
待ってろよ、帝国劇場〜〜! 東京〜! うっちぃ〜!