あたし好みのベーカリー

odarinden2005-06-01

6月に入った。蒸し暑い一日だった。
仕事場のすぐ近く、小走りで1分くらいのところにパン屋さんがある。
ベンチタイム といって、カッコイイ(想像)ご主人が奥でパンを焼き、
田中美里似の素敵な奥様が店頭に立っている。
種類は多くないし、決して安くはないけれど、
サクサクしててじんわりおいしいパンを、真面目に作っていらっしゃいます。
この近辺には住宅と川しかないけれど、
幼稚園のお迎え帰りのお母さんや、散歩途中のおじさんが立ち寄ったりして
小さなお店の中は昼時に結構混雑している。
今日のrindenのお昼はクロワッサンとイタリアンデニッシュ。
ゴルゴンゾーラが入ったトーストもおいしいんだよぉー(白ワインが欲しいね)。
ラム酒にどっぶり浸けたブリオシュは知る人ぞ知る逸品で、冷やすとさらにおいしいんだわ。
だけど、その商品の「冷ババあります」という手書きポップを見ると
なんだかちょっとグサっとくるのは何故?


神戸のパン屋が有名なのは、こんなさり気ないお店がすっごい底力を持っているからだ。
だからねー、最寄りの駅前にベーカリーがオープンしたからといって、
大阪のチェーン店が出店してもちっとも嬉しくないのだ。がんばれ、西宮。


シアター・ブルックのライブで、いつもアドリブっぽく挿入される曲があった。
知らない曲で気になっていたのだが、
同じ曲がなんと、かの「華氏911」のエンディングテーマで流れていた。
ニール・ヤングの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」。
現実をクールに直視しながら、自分は同じ場所に留まらないよって言ってるように思う。
「自由な世界でロックし続けよう」。そうだよね、タイジ。
ニール・ヤングは現在、ブッシュ政権打倒の運動に加わっているらしい。