裸足系ロック

odarinden2005-05-29

よかった。本当に行ってよかった。
41歳のオバさんが、ひとりで、2階席のいちばんうしろで、踊りながら泣いた。
今日までには覚えられなかった歌詞を、大声でわめいた。
すし詰めの1階フロアの人波の上を、ダイブした子たちがふわふわと動いていく。
THE BACK HORNバックホーン)のライブ at 大阪なんばHatch


感動が自分のキャパシティを軽く超えているから、
何からどう伝えていいのか、うまく言えないのだ。
今、rindenがリアル15歳なら、卒倒していたかもしれん。
開演前にビール3杯を流し込んでおいたのは、恥ずかしさをとっ払うため。
きっと一番年上やろうな(関係者も含めて)って、後ろめたくって。
だから席に着くまでずーっと下向いてた、あたし。
それでも始まってしまったらこっちのもんだ。


THE BACK HORNバックホーン)の何にこれほど惹かれるというと
一言で言えば「かむしゃらなひたむきさ」なのである。
純粋に思いを伝えることこそが、ロックには最も大切なのことなのであって、
この子たちの音には、どこを切ってもそれしかない。
強いていえばU2のエッジに近いギターサウンド
マイナーコードで畳み掛けてくるリフとメロディー。叫びっ放しの乾いたボーカル。
「ん」が「う」になるマサシくんの歌い回しの理由は、
何せ叫びっ放しで口が閉まらないからのである。
フロント3人は裸足だった。隣の子も裸足で踊っていた。
rindenは冷え性だから無理だけどw、やってみたいと思ったよ。


もどかしいけど、やっぱり今日の感動はうまく伝えられない。
でもそれとは別に、rindenもうひとつの自分の思いに気付いていた。
息子を見守る母親の気持ちになっていたんだなぁ…。
次回のライブではマサシくんの半径5m以内で見たい!