佐藤琢磨に包まれて

odarinden2005-05-06

今朝ラジオでこんなニュースを聞いた。
BAR・ホンダが規則違反をして2レースの出場停止になったこと、
そして第4戦サンマリノGPでの成績を無効とするなどの裁定を受けたこと。
実は、すごくショックだったのだ。
BARをようやくビー・エー・アールと読めるようになったのに。


佐藤琢磨。この人のことを、いつか書きたいと思っていた。
初めて彼を見たとき、純粋に「なんて素敵な人なんだろう」と思ったのだ。
運動神経だけが必要だと思っていたレーサーなのにすっごく知的、とか
いつも微笑みを浮かべていてどんな質問にもきちんと答える誠実さ、とか
チームワークに必要な人格を備えたようなその温かい風貌、とか
どんなに偉い人でも外国人の前でもものおじしない逞しさ、とか。
少々ひねくれたrindenが勝手に感じている印象だけでも、そんな感じの人。
人間として、引くところがないような。
だからこそ、初めてF1に興味を持ったのだ。


rindenはどこか超越したようなクセのある人が好きで、
リッチーやうっちーにはその芸でもって完全に落とされたという感覚があるし、
そんな電流タイプの人じゃないと面白みがないとさえ思っている。
(この「落とされた」という感覚は、雷好きから来ているのだと最近わかったのであるが)
ところが佐藤琢磨はいうなれば、思いきり温かい春の陽射しのような人だ。
体ごと包まれてしまい、彼の前では構えるのではなく解き放たれるような。
困ったなぁ、これでは降参するしかないなぁ。歳のせいかなぁ。
誰もが彼にかなわない、そんな気さえするオトコである。
…アタシって騙されてますか?(笑)


夫の店の常連客から純米酒の差し入れをいただき、チビチビといただいている。
数年前には知人のすすめで、日本酒の効き酒師の資格を取ったこともあった。
でもねぇ、今は焼酎のほうがおいしいと感じる。
焼酎はリッチーやうっちーの味がするんだなぁ、