ゆるキャラは世界を救う

odarinden2005-04-26

連休の行楽情報を入手しようとネットしていたら、変テコな漫画を発見。
それは「猫村さん」(ほしよりこ)。
ケーブルテレビ局のポータルサイトでは必ず見つかると思いますが、
ケーブルでインターネットを利用している人しか見られないのが残念。
猫村ねこは犬神家のお屋敷に派遣されている家政婦さん。
彼女は二足歩行する猫で、とても丁寧な日本語を喋るいい人、いや猫です。
エプロンの結び目は必ず縦結びになるのが特徴で、2時間サスペンスが大好き。
この猫村さんがお屋敷で繰り広げる脱力系ほのぼのストーリーで、
いわゆるヘタウマですが、表情とか体の線とか、猫の描写が最高にうまいんだわ。
毎日ひとコマづつ更新しているものだけど、今日まで存在を知らず、
ヒャッヒャと笑いながら600コマ近くを一気にまとめて読み。
あまりに面白くて目が血走ってしまいました。


夕方には北野から新神戸へ。
北野とはご存知異人館が集中して建つ観光地ですが、今はかなり廃れてます。
あまりにイメージが先行しすぎだったから、仕方ないでしょうね。
残っているのはオルゴールとウェディングとテディベアと永田萌と…
なんかそういう系のものが、お疲れ気味に並んでいました。
新神戸というのは新幹線の駅であるJR新神戸駅周辺のことをいいます。
駅の裏からはロープウェイ(神戸夢風船)が山頂までつながっていて、
終点で降りた斜面には街を見下ろす布引ハーブ園が広がっています。


このロープウェイのふもとの駅にメルヘンティックな壁画がある。
外壁に描かれているので、新緑に囲まれていっそういい感じだった。
ナスマサタカさんという作家の作品で、rindenは知人を介して間接的によく知っている人。
イラスト、フィギュア、音楽とマルチに活躍中のアーティストだ。
キャラクターはハートの顔をした人間とも動物ともいえるものがメインだが、
それでいて幼稚さをほとんど感じない。
むしろそのハートウォーミングな作風は、無限の愛に包まれているように思う。
もっともっと有名になって欲しい人です。
新神戸に行く機会があればぜひ、見てみてください。