美術史美術館とエリザベート

odarinden2005-04-03

でかいでかい、ウィーン美術史美術館。
ルーベンスの宗教画とかラファエロの聖母とかベラスケスのマルガリータ王女とか
教科書で見たことのある絵がいっぱーいだ。
なかでもよかったのは庶民の姿を描いたブリューゲル
中央にソファがあって疲れたら座ればいいのですけど、
とにかく大きな絵は、疲れてなくても座って遠目から鑑賞するに限ると思った。
昨晩飲み過ぎで2日酔い気味のため食事がとれず、
昼過ぎに軽くお茶とケーキを美術館のカフェで。
ゲルストナーという元王家御用達の店で、
ウィーン名物だというApfel Strudel(アップルパイ風)を食べた〜。


さて夜はミュージカル「エリザベート」を観た!
アンデアウィーン劇場という小さな劇場だが、
モーツァルトが「魔笛」を初演したという由緒ある場所。って凄い....。
rindenが日本で観てハマッたもののオリジナルなんですけど、
まぁ違いがいろいろあって、おもしろかったのだ。
またその件に関しては別に書き散らしたいが、おおまかにいうと
日本版は健気でかわいそうな感じが強い皇后だったけど、
ウィーン版エリザベートはとにかく気が強い女性だわー。
トートは死神というより色男で、神々しさはなくて人間的。
感情もむき出しで激しいといったら。
リッキー・マーティンみたいなお兄ちゃんでした
歌唱力は全体的にウィーンの方が高いかなぁ。
場面が終わるごとに客席からは歓喜の声があがり、
特に最後がルキーニやトートのときは「キャァー」!
2階の最前列の特等席で、思い切り楽しみました。