国境を越えるとスロヴァキア

odarinden2005-04-02

プレレンキルヘンという街へ行ってきた。
ここはウィーンから東へ車で約1時間の場所。
泊まっているフラットの大家さんであるハンスさんの別荘があり、
週末はいつもここへ行くというので、連れて行ってもらったのだ。
別荘といっても質素な田舎の民家って感じで、
建物自体は100年くらい前のものらしい。
家の中は自分と友人で作り替えたとのことで、とても現代的。
庭は「自然が一番」という主義のもと、果実の木があり、
じか植えした盆栽(?)あり、養蜂スペースあり、もぐらの這った跡ありと、
珍しいものばかりでプチ興奮状態だったrindenです。
写真に撮ると木がまだ葉を付けていないため、
ちょっと幽霊屋敷っぽく見えますが、なんのなんの素敵なところでした。
ランチは表で、牛肉とソーセージをバーベキューで、
白いアスパラガス(ウィーン名物)を茹でてアンチョビと一緒に、
ズッキーニのオリーブオイル炒め、ルッコラのサラダ。メガうま!
付近にはブドウ畑があって、ワインを売るケラー(製造元の倉庫)も賑わっていた。
オーストリアのワインは普段日本であまりお目にかからないが、
だいたい国内需要だけをまかなっているそうだ。
さらに東のハインブルグへ足を伸ばす。
ドナウ川沿いの城壁都市で、スロヴァキアとの国境がすぐそこに。
遠目に見たスロヴァキアには無機質なビルが林立していた。
帰り道にはハイドンの生家に立ち寄ってきた。


今日行ったあたりはローマ軍が侵攻してきた場所らしく、
ゲルマン民族と戦った場所とか、
ローマ人お得意の石造りの遺跡が残っていた。
あと、ドナウ川は「美しく青き」というより
「平たいのに流れがやけに速い、緑色した」川でした。
キー打つのが精一杯で、何も気が利いたことが書けずw、残念。