オシャレなモールの今昔物語

odarinden2005-03-26

土曜日はなんとなく恒例になっているリサイクルショップ巡り。
まぁこれは夫の趣味(仕事)につきあいながら
チープなショッピングをするというお楽しみだ。
昼食がモノ足りなかったせいか、2時ごろになってすごくお腹が減った。
そこで走行中の最寄りにあった六甲サザンモールに。
ここに入っているre_vival(リヴァイヴァル)というカフェで一服した。
画像はrindenが注文した豆乳カフェラッテとバナナケーキ。
ここは京阪神では有名なマザー・ムーン・カフェの系列で、
北欧風だかミッドセンチュリーだか、そんなグッドな内装に
メニューはセンスよくてナイス、ギャルソンもみんな素敵にオシャレ。
こんなとこにこんな2人がいていいのか? 入店当初は心配顔の夫だったが、
若干ガテンなおじさん3人組を遠目に見つけ、妙にホッとしていた。


国道43号(通称よんさん)沿いにあるこの六甲サザンモール、
現在は西隣にも巨大な新館を建設中で、
完成の暁には東神戸の人気スポットのひとつになるのは間違いない。
実家に近い場所なので古くから少々なじみがあるのだが、
昔はこのあたり一帯に小泉製麻という会社の工場があった。
たぶん、麻袋なんかを作っていた会社なんだと思う。
赤れんがを積み上げ、外壁や三角屋根にはツタがからみ、
ノスタルジックながらも労働色の強い場所であった。
そのうち産業が衰退したのか、工場は稼動しなくなったようで
その赤れんがの建物の中に北欧家具店とパイのお店が入り、
女性誌に盛んに紹介されるトレンディスポットになった。
そして震災。
赤れんがはすべて崩れ落ちたのだった。
あの日、この北欧家具店に注文していたカーテンを取りに行く予定だった友人は、
いまだあれ以外に欲しいカーテンに出会えていないと言っていた。
あたりには震災復興住宅が林立し、街はすっかり様変わりしている。
更地からよくここまで持ち直したと思うが、残念ながら当時の風情はどこにもない。


NHKの朝の連続テレビ小説
そんなものにそれまで全く興味がなかったのだが、
2年前の「まんてん」にどっぷりとハマってしまった。
屋久島出身の女性が宇宙飛行士になるという突飛なストーリーだったが
とにかく脚本が面白く、朝が来るのが楽しみで仕方がない。
クセありの脇役陣もイキイキと描かれていて、出演者みんなが大好きになった。
朝ドラは4月からの東京制作と10月からの大阪制作の2本柱であるが、
まんてんの後遺症か、大阪モノしか見る気がしない。
次の大阪制作「てるてる家族」もミュージカル仕立てでとても楽しめた。
…そして「わかば」が今日終わった。
感想を聞かれたら「チンタラしていて、つまらなかった」と言うしかない。
脚本と役者の魅力がrinidenには伝わらなかった。
地元の神戸を舞台にした連ドラだったにもかかわらず。
6カ月間、月〜土曜、15分ずつ。
こんな無謀な放送スタイルで楽しめるものを作るのは、確かに大変だわね。


あー、うまくハッピィに終われない…。
そうそう、豆乳カフェラッテは後口が濃くて滋養感十分の飲みごたえがあったし
バナナケーキはほんのり甘く、生クリームと合いまってほわっほわ。
今度はちゃんとお化粧をして行こう!