雷・地獄・ミイラ・修道僧

odarinden2005-03-24

地震雷火事おやじ。
おやじはもともと台風のことらしいが、
rindenにはこの4つの中にとっても好きなものがある。
そ、れ、は、雷!
ゴロゴロっと聞こえてきたら小さくガッツポーズ。
ピカっと光ったら怖がるフリしてニヤニヤ。
自然がつくり出す音と光のページェント、それも舞台は空だなんて、
なんてロマンティックなんでしょう!
…と叫びたいけれど、人はあまりそうは感じないらしく、
いまだ声を大にして言えないのが辛いところだ。
今日の午後は久しぶりの雷。でもって、また寒く。


出勤途中、電車の中でデジカメの吊り広告を見つけた。
Kissという商品名にちなみ、
4人の子どもがロックバンドのKISSのメイクをしているものだ。
と、それを見て夫が突然
「KISSのドラムってパンダやったな」と言うのである。
乗客が多いのになんて恥ずかしい!
「何ゆーとん、KISSのドラムは猫やんか」
「いやぁ違うって。有名な話やん。パンダやって」
何もご存知ない方には何のこっちゃわからん話だが、
KISSのメンバー4人はそれぞれ異なる歌舞伎風メイクをしている。
そのドラムの人の顔が何か、ということなのだ。
結局車内では大笑いしながら会話が続いただけで、
パンダと猫は平行線のまま、お互い譲らなかった。
帰ってから調べると、各人のメイクのコンセプトはこうだった。
ベースは「こうもり男」、ボーカルは「スター」
ギターは「宇宙人」、そしてドラムは「猫男」
ほーら、やっぱり(笑)。


エンタテインメントの禁じ手って感じがするのと
ギターがさほど魅力的でないという理由から、
rindenはあまりKISSが好きではないのだが、
それでもイヤでも目に付くし、ヒット曲もひと通り知っている。
たいがい「地獄のなんちゃら」って邦題がついてて失笑ものだけど、
ゴッド・オブ・サンダー(雷神)ってな曲も
彼らが仰々しくやるからサマになるのかもしれない。


禁じ手ついでに夫から聞いた話だが、
昔マミーズ(THE MUMMIES)というガレージバンドがあったらしい。
その名のとおり全身を包帯でぐるぐる巻きにした異様な4人組。
けっこうカッコいい音だそうで、聴いてみたいもんです。
あと、フランクフルトに駐留する米陸軍のGI が作ったモンクス(MONKS)。
こちらもその名のごとく修道僧の扮装で、メンバー全員が河童ハゲだという。
アメリカってやっぱりアホ?