野球じゃないほうのタイガース

odarinden2005-03-12

猫のエサを変えたら下痢をしてしまい、
新たにエサを買いに行ったりしているだけで一日が過ぎたような。
そうそう、立ち読みで仕入れた情報ですけど、山口祐一郎さんは最近、
家の近所にいる黒猫の子猫「クロリン」に癒されているらしい。
しかも、会えない日は寂しいそうです。
ええ人やなぁ、もう決してダイ○ンなんて言いません〜。


ザ・タイガース ハーイ!ロンドン』なる昭和44年の映画のビデオを見た。
当時のGSアイドル映画なんてどれもこんなもんなんだろうか。
魂と引き換えに悪魔から時間を買って、自由に時を過ごすという
いちおうストーリーらしきものはあるけど、
要するに、流行の先端であるロンドンに行きましたというだけのモノ。
スウィンギン・ロンドンの時代がリアルに伝わって…というほどの映像もなく
半分以上は東京が舞台ですし、
これならオースティン・パワーズ観てるほうが楽しい。
脚本は破綻同然、メンバーの棒読みぶりも凄くて、
こんなものでキャーキャー言ってた当時のファンのなんと健気なことかと思う。


実家の母は特に派手だったころのジュリー(沢田研二)が好きで、
その理由は、化粧をしていてきれいだから。曰く、
「男が化粧できる時代は、平和な証拠なんよ。平安時代もそうだったでしょ」。
それを体現しているジュリーには敬意すら表していたような。
この映画ではすでに岸部シローが加入しており、
GSブームも最終章に差しかかっていた時期のようだ。
見たところ、一番カッコイイと思ったのはドラムのピー。
この人は慶応高校の数学の先生をしていると、15年ほど前にラジオで聞いた。
だから決して人前には出てこないそうだ。
アイドルから高校教師になるなんて、ちょっと考えられないほどの転身。
人生いろいろ。