キッチンがベーカリー

西宮は便利なところで、大阪へも神戸へも電車で30分。
コンパクトな街ながら大学が多く、若い人がワサワサいて活気がある。
宝塚や伊丹など隣接する都市はどこも個性があるし、
阪神間というハイソな響きはキープしつつ、
大阪の北摂地域から流れてくる「モノ買いまっせ！」オーラもたっぷりある。
なんかね、消費する力がすごく強い場所なのだ。
神戸から越してきたとき、しみじみそう思った。
ただ近くにコレというパン屋がない。
それだけがちと不満といえば不満だった。


ところがっ。
コープの個別宅配でおいしいパンを見つけたので、
rindenはちょっと小躍りしています。
それは「焼成済み冷凍パン」！
はるばるデンマークからの輸入もので
HATTINGという冷凍パンでは人気のブランドらしい。
一見すると普通のミニロールが冷凍されてる感じだが、
最後の焼き上げがされていないので、パンとしてまだ未完成なのだ。
だから食べるときにオーブンに入れて焼く。
と、正真正銘の焼き立てをいただけるわけです。


普段、冷凍していた食パンを焼く時間は
オーブントースターで3分くらいのものだが、
これは180度の余熱で温めておいたオーブンで８〜10分焼かなくてはいけない。
余熱にも時間はかかるので、朝に時間の余裕がなければキビシイ。
ならば20分くらい早起きしましょう、
そう言いたいくらいにおいしい、とまで思う。
外はパリパリ、中はモチモッチ。
バターが絡むとこれまた…朝からご機嫌になります！