うらおもて

odarinden2007-12-04

『ステラ』の表紙は第四次川中島決戦を目前にした、勘助の勇姿でござる。
ふっふー、男前やねぇ。


今日は職場で「うらおもて」の話で盛り上がる。
神戸育ちの私は、例えば学校でドッジボールなんかでチームを2つに分けるときに、
「う〜ら〜お〜も〜て、てってのて!」と掛け声をかけ、
手の甲を出したか、手のひらを出したか、で決めていました。
そんなことを、昔、大阪と東京の出身者に話すと初耳だと仰天され、
グッパー以外はあり得ん、とまるで嘘つき扱いwをされた覚えがあるのですが、
これはどうも神戸でしか採用されていないようなのです。
京都生まれ西宮育ちの夫もまったく知らず、今でも信じてくれません。
「だいいちどっちが表でどっちが裏やねん」と言われてもねぇ。
(そんなのどっちでもいいことなんだけど…)
また、同じ兵庫県でも但馬地方の人にはグッパーしか知らんと言われます。
そこでただ今期末テスト真っ最中、現役神戸の中学生であるRちゃんに聞いてみると、
もちろん今でも「うらおもて」が使われており、手の甲を出した人は下へ下ろし、
手のひらを出した人はグーんと上に上げるそうです。
それはわかりやすくなっておるのう!


こういう地方の遊びの習慣的話題になると、プチ民俗学ぽくて面白い。
「どれにしようかな、神様の言うとおり」もそうですかね。
私が子供のころはその後を「プリップリップリ、柿の種」と締めたものですが、
いつもは上品な人が「プッとこいて、プッとこいて、プ、プ、プ」
と言ったのを聞いたときにゃぁ、ビックリしましたがな。