やっと、ペリクリーズ

odarinden2007-08-14

そういえばあたし冷え性だったなぁと遠い目で思い出す。
クーラーが苦手ですぐ寒くなってたのに、今年はどうよ〜。
寝るときも長ズボンをはかないと膝がダルダルになっていたが、
ここ最近は短パンとタンクトップでタオルケットもなし。
それでも暑くて寝られない。…ですよね!


買ってから随分たつというのにまったく見ていなかったのが
蜷川幸雄演出の舞台、シェイクスピア『ペリクリーズ』(2003年)のDVD。
これだけでいいのに「十二夜」もセットで1万5000円もして、
時間が取れずにグズグズしているうちに今年NHKの衛星でも放送しちゃったしw。
暑さで何もする気がなくて思い出し、やっと今日見ました。
過酷な運命を乗り越えて幸せをつかむ物語とでもいいましょうか、
地名と人名がややこしいほかは結構わかりやすいお話で、
要所要所で男女の語り部白石加代子市村正親の怪演!)に語らせるのもよかった。
うっちーは今より細めですが、立ち姿は凛々しいわ、指先まで演技してるわ、
抑揚つけた声も素敵だわで、たまらんライブなお芝居を満喫できますw。
田中裕子は妻と娘の2役をしていることもあって、年齢不詳でうまさ炸裂!
和洋折衷な衣装や無気味なセットも独特の世界を作り出していると思った。
最初と最後には一見話とは関係なさそうな現代の激しい戦場?の場面があって、
これが何を意味してんのかは自分で考えろってコトなんでしょう。
「苦難の先の希望を見ろ」なのかなぁ、うーんん。
3時間あるので、途中ふーっと記憶が消えたときも何度かありました。はは。
またお芝居見に行きたいなー。