水害の静かな記憶

odarinden2007-07-11

自分のもっとも古い記憶は何だったかというと、
浸水した道路をスカートをまくりながら歩いている母を、
家の中から眺めている静かな光景だ。
聞くとそれは、昭和42年に神戸を襲った大水害のときのことだった。
あたしゃ3歳。
ここ数日、こっちの新聞でよく特集してるなと思っていたら、
7月9日でちょうど40年を迎えたからなんだそうだ。


調べてみるとですね、最大60分間雨量75.8mm、総雨量379.4mmを記録し、
六甲山のいたる所で山くずれ、がけくずれが数多く発生し、河川は氾濫。
死者および行方不明者98人、被災家屋38,305戸という大きな被害を出したそうだ。
昭和13年の大水害をうけて六甲山の砂防工事が進んでおり、
土砂流出量はまだ少なかったのだとか。
山が都市に近いことの弊害は確かにあったんだなぁ。
震災は別にして、あれ以来大きな水害はないものの、
最近の「まったく降らないか、度を超して降るか」の雨の報道を見ていると、
よそ事だなんて油断してちゃダメですね。


次回に向けて気合いが入るNHK、上田原オンリーで2分の予告編作っちゃってます。
すでに泣きそうですが、晴信の歌舞伎顔芸がすんごい!
一緒にプレマップ見ていた夫がなにげに一言「もうガクト出たん?」
えぇぇぇ〜? 知ってたんだぁw。
それにしても、今週は妙に長いよ。日曜マダぁ?


今日の読売の夕刊、信じられないほどのくるり大フィーチャー。
見開き丸々使ってます。
でもねー。新聞広げると、かならず猫が乗ります。例外なく。