黒猫だからクロ

odarinden2007-04-03

今朝目覚めたら、猫のべっちんの姿が見えない。
いつもはわたしの顔の横で丸まっていたり、
鳴き声を上げながら家の中を適当に歩いているのだけど。
「あれー、べっちんがいない!」と言うと、夫もすぐに飛び起きた。
「えー! 明け方トイレ行ったときにはおったで」
二人で家の中を探しまくります。
「べっちーなー!」「おーい、どこやー」
血相を変えて必死になっていましたら、何のことはない、
寝ている部屋にある高いタンスの上で丸まっていました。


マンションで完全に室内飼いをしているので、外に出ることはありません。
家の中が100%安全とはいえませんが、毎日過保護でぬくぬくです。
それだけに、野良猫を見かけると
「事故に気を付けて、たくましく生きるんだよっ」と心の中で真剣に願います。


以前、NHKみんなのうたで聴くたびに胸キュンになっていた歌があります。
遊佐未森の「クロ」がそれ。
野良猫の黒猫に出会ってクロと名付け、半ノラ半飼いで暮らしはじめ
いつのまにかかけがえのない存在になっていくのですが、
クロはある日ふらりと出かけたまま帰ってこなくなります。
一緒に過ごした日々を振り返って、君と会えたことが宝物と歌う。
そんな歌詞が軽やかなメロディーに乗る、やさしい歌です。
あぁ、もう! こうして書いているだけで涙でモニターが曇りまする。
せっかく夫が昨日の晩にCD持って帰ってきてくれたけど(クロのDVD付き)、
…聴くと切なくなるので絶対に聴きませんw。


べっちんよ、どこにも行かないでねっ!