ディープ・インパクト

odarinden2006-12-24

有馬記念の中継を見てしまいました。
最後の直線の伸びが凄まじく、ちょっとした感動モンでした。


大学時代にアルバイトしていた先の社員さん(当時20代の男性)に
桜田淳子と競馬を熱狂的に愛するTさんという人がいました。
東京の一流大学を出た優秀な方のようでしたが、バランス悪いというかねぇ。
いつも2センチくらい大きな靴を履いているため、
歩くとスリッパみたいにカカト部分が持ち上がり、ペッタンパッタン音がします。
映画館の案内だったので、人気映画には不特定多数のお客さんがやってきますが、
クレームの対応をしているうちに頭がカーッとしてくるのか、元応援団の迫力で
「何を言ってんだぁ、コラァ〜!!」とお客さん相手に
大声を出してキレている現場を何度か見ましたw。
Tさんのことを思い出しているとキリがないのでこの辺にしますが、
彼が一度だけ、バイトたちを阪神競馬場に連れて行ってくれたことがありました。
rindenもそのとき1レースだけ馬券を買いました。
どの馬がいいとかわからないので、1頭だけいた白い馬を選んで100円を。
もちろん当たりませんでしたが、競馬場の雰囲気とか白熱するレースに
意外にも大興奮したものです。


Tさんを思い出したのは、桜田淳子にイロイロあったとき以来久しぶりでした。
他人にほとんど心を開かないような人だったので、
ああして自分の好きなことにみんなを引き込むことでしか、
兄貴っぷりを見せられなかったのかもしれません。
確かあれからすぐ転勤があって、意気揚々として東京へ帰っていったTさん。
彼のインパクトもたいがい大きかったわー。