オルセー美術館展

odarinden2006-11-19

神戸市立博物館のオルセー美術館展に行ってきました。
パリにあって、建物は古い駅で、19世紀の作品を集めてて…
それくらいの大ざっぱな知識しかないわたくしでしたが、
マネ、モネ、ルノアールゴッホなどの名画をじっくりと観賞してまいりました。


絵画以外にも古写真がとてもよかったのですが、一番気に入ったのは、
チェコの画家ヴィテスラフ・カルル・マチェックの「預言者リブザ」です!
高さ2mくらいある大きな絵で、青暗い場面の左側に
白い服を来た人(おそらくリブサさん)が正面向いて立っています。
右手はまっすぐ下ろして左手は地面と水平に上げているのですが、
幻想的な点描で、目をカッと見開いて薄く微笑んでいるような表情です。
その存在感に圧倒されました。
初めて見るはずなのに「これ、どこかで見たことあるナ」と思ったのは
シンフォニック系のプログレバンドのアルバムジャケットっぽいから〜。
マジで使われてないかと思うのですが手がかりもなく不明です。
この絵自体もネット上で見つからないのが残念。


居留地では、もうルミナリエの準備が始まっていました。
今年はクリスマス前に終わるらしいですから、いつもより早いのかも。
以前、職場がルミナリエの通りに面したビルあったのでよく目にしたのですが
黙々と作業を進める日本人にまじって、陽気なイタリア人職人がちんたらしててw。
通り過ぎる女性に笑いかけたりしてました。
…もう年末ですニャン。