自分のニオイはわからない
昨晩のこと。
お店の閉店後に某所まで出張買取りに行ったあと、11時半ごろに帰ってきた夫。
何か様子が変だ。顔をしかめて頭が痛いという。
どうしたのかと聞いてみると、その買取りが史上最悪に近いものだったらしい。
今までも個性的だったり風変わりな売主さんがいたことは知っている。
でも昨日のは強烈だったそうだ。
それは、臭い。
部屋はいわゆるゴミだめアパートで、主にビニールに入った「何か」が
そこらじゅうに散乱していて、床はまったく見えないんだそうだ。
そして部屋中に充満する、鼻がもげるような悪臭。
戸を開けたまま玄関先で査定をしていても我慢ができないほど。
こちらとしては料金が出せないようなジャンク品ばかりのところ
なんとか譲って提示した価格に難を示す依頼人は横綱体型のカップル。
悪臭で頭がクラクラしながら交渉は長引きw、やっとのことで話が決まると
領収書を書いてもらうことも忘れ(ま、コーヒー1杯分程度だからいいけど)
そそくさと車に乗り込んだのはいいが
買取った10数枚のCDからは依然として強烈な臭いが放たれたままだったとか。
クサいクサいと言って体をパッパと払いながら、夫の話はますますエキサイト。
rindenは聞いている間中、涙を流して大笑いしておりました。
そういえば数日前、仕事が終わって職場を出ると
お向かいに住むKさんがチーちゃん(4歳)を連れてお散歩に出るところだった。
せっかくなのでそこまで一緒に、と並んで歩いていたら
チーちゃんが私に向ってしきりに両手をバンザイするようなしぐさを見せた。
「コロンのにおいがするぅ〜!」
…えっ、何だって?
「コロンのにおいィ〜」
チビッコは、何度も何度も同じことを(平気で)言う。
コロンとは職場にいる犬のことで、つまりあんたは犬臭いと言われたのだっ。
近年には珍しいくらいにショックを受けた。
どうしたらいいの…。体に犬の臭いがしみ込んでいるだなんてぇ。
古い桐の和ダンスをリニューアルすることになりました。
今日はまず磨き&洗いから。
軽いカビ臭の中に時間を閉じ込めたような甘い香りを感じましたよ。