テレビの本当の力

odarinden2006-07-12

TVのチカラ」が放送終了になるらしい。
プロデューサーの不祥事とか、そんなことが原因らしいのだか。


正直野次馬半分という気構えだったが、私はあの番組をほとんど欠かさず観ていた。
ふと魔が差して何もかも捨てて消える人、思いがけず深刻な事件に巻き込まれる人、
家族の誰にも言えずに心にどうしようもない闇を抱えている人。
どのケースを聞いても「信じられないこと」ばかりだが
ある日突然、そんな事態に巻き込まれる可能性は、誰にでもある。
そんな現代社会の危うさをリアルに見せてくれていた番組だった。


つまんないバラエティやセレブがどうしたっていう番組を作るんなら、
こうして全国に情報が伝えられるというテレビというメディアの特性を生かした、
本当に困っている人を助けてあげられるような番組を、と思う。
専用のケーブルチャンネルがあったっていいと思っているくらいだ。
もちろん、往年の川口浩の冒険番組のようないただけない演出過剰もあったが、
超能力捜査が公然とできるのは、テレビ番組だからこそ。
依頼者の中には警察に見放された人もいた。
失踪の事実に向き合って苦しむ家族の、藁にもすがるような思いを受け止めてあげてほしい。
うーん、残念。


アークティック・モンキーズ、め〜ちゃカッコよかった。
そういえば単語帳の「arctic 北極の」、全然覚えられてなかったことを思い出した。
北極のサルたちね。これで arctic 絶対に忘れない。やった。